五月、小荒間で葡萄が動き始める

清里での葡萄畑づくりに先立ち、小荒間で始めた試験栽培。

この畑には、メルロー250本とピノ・ノワール50本、合わせて300本の苗木を植えました。

植えたばかりの苗木は、まだ眠っているように見えます。枝の節が少しずつ膨らみ、やがて赤みを帯びた小さな芽が顔を出しました。

芽吹く時期も、伸び方も一本ずつ違います。すでに葉を広げ始めたものがある一方で、ようやく芽が動き始めたばかりの苗木もあります。毎日畑を歩き、それぞれの変化を確かめました。

まだ細く不安定な苗木は、竹の支柱に固定しました。株元には藁を敷き、土の乾燥や雨による泥はねを抑えています。

雨が降ると水が残りやすい場所も見えてきました。畑の端に排水のための溝を掘り、水の流れをつくります。葡萄の成長を見るだけでなく、この土地の水や土の動きを知ることも、最初の大切な仕事です。

何もなかった畑に、小さな緑が少しずつ増えていく五月。

ここから始まる一本一本の変化を、これからも記録していきます。

―― 栽培記録 ――

期間:2026年5月

場所:山梨県北杜市・小荒間

栽培本数:メルロー250本、ピノ・ノワール50本

主な作業:植え付け、支柱への固定、株元への藁敷き、排水溝の整備

生育状況:休眠状態から萌芽が始まり、少しずつ葉が展開

病害虫:写真で確認できる大きな被害なし

天候:晴天の日と雨の日を確認。詳細な気温・降水量は観測記録を確認後に追記

五月、小荒間の試験畑で芽吹き始めた葡萄の苗木

小荒間の試験畑に300本の葡萄を植えた五月。眠っていた苗木の芽吹きと、支柱・藁敷き・排水整備など、最初の畑仕事を記録します。